履歴書や職務経歴書を作成するにあたり、自分の経歴を書面にまとめる必要があります。その際には、その書類をもとにどのような仕事をどの程度続けていたのかを見る面接官がいるため注意が必要です。長く1つの会社で働くことを良しとする人もいれば、キャリアにブランクがないことを良しとする人もいるかもしれません。そこで、もし職歴にブランクが発生した場合は、その間何をしていたのかを面接官へ明確に伝えることでよりポジティブな印象を与えることができるでしょう。
例えば、数ヶ月間仕事はしていなかったもののある資格取得のため勉強をしており、資格取得はもちろん勉強したことを次の仕事で活かしたいとアピールすることで、具体的に何をしていたのか伝えることが可能です。また、社会人となってから海外へ短期留学を決意し、数ヶ月間本当に海外の学校へ通っていたのであれば、これもブランクを埋めるためのポジティブなアピールとなるでしょう。しかし、数ヶ月間何もせずに家族と一緒に過ごしていた、転職活動をしていたという内容では、その人を積極的に採用したいとは思ってもらえないかもしれません。
社会人となると数ヶ月間就業をしない期間を作ることはなかなかに厳しいものとなりますが、自分のスキルアップやキャリアアップへ向けた期間と説明すれば良い印象を与えることにつながるはずです。面接の前には、当時の自分を振り返り、何かポジティブに伝えられるような内容のプレゼンを考え、面接官に最大限アピールしましょう。